様々なOpenStackのインストーラー

この記事は「OpenStack (2枚目) Advent Calendar 2014」 12/16分です。

OpenStack Installerについて

ParisのSummitでのお話ですが、本番環境でHA作るならManual InstallはやめてベンダーのInstaller使っとけの話がありました。理由はMiddlewareの設定等や、HAの構成を作るところで色々ミスしやすいからといった所でした。更にSI視点ですとManual Installして保守側に引き継ぐなんて悪夢です。

とは言えパッケージを地道に一つ一つインストールして、設定すると結構勉強にはなりますので一度はやっておくのはお勧めです。以下OpenStackのインストーラーを利用するメリット・デメリットをあげてみました

  • メリット
    • 複雑な設定を一気に行える
    • ディストリビューションのサポートを受けやすい
    • 再インストールの手間を省ける
  • デメリット
    • 構成が固定される
    • 構成管理ツールの学習コストとデバック必要になる

各社のパッケージ/製品

様々なパッケージが出ていますが個人的に大まかに知っているものをPickupしました。

Packstack

PuppetをベースとしたOpenStakデプロイツールです。CentOS+Packstack(RDO)やRHEL+Packstackは常日頃私は利用してます。Answer file作って、ちょこちょこ変えてデプロイをします。Answer fileは設定項目の解説が入っているので理解がし易いです。Multi-nodeも簡単にできるので嬉しいのですが唯一の弱点はHA構成が組めない事です。Packstackでとりあえずインストールして、手動でHAにするのも一つの手です。

Devstack

最新のMasterレポからOpenStackをビルトしたい時は便利ですし、まだIncubationなProjectの機能を試してみるときも使えます。マルチノード構成も取れます。localrcの設定方法をある程度理解して使えるようになりました。

FUEL(Mirantis)

個人的にはオシャレで大好きなツールです。色々気が利いていて。ハードのDeployからHAまで構成してくれるのも嬉しい点です。以前はMilantisの内製のソフトでしたが、OpenSource化されました。

Foreman/RHEL OSP Installer

RedHatが開発しています。RedHatの構成管理ツール(ライセンス管理ツール)Sateliteも最新版ではForemanベースになりましたのでRedHat的には構成管理ツールはForeman押しのようです。。OSインストールから、HAの構成までやってくれます。Community版は以下にありますのでRHELのSubscription持ってなくても試しに使って見ることが出来ます。
RedHatのサイトにはPackstackはあくまで概念検証用でEnterprise向けにはRHEL OSP Installerを使うと以下に表記されてます。FUELと機能的にはほぼ一緒です。問題はUIがオシャレで無いのとRubyな事です。

HP Helion

Helionは様々なHelionがありますが、とりあえずは入手しやすいHelion Communityに関してですが、Triple Oをベースとしたインストーラーが付属してます。Seedを作成して、SeedからUnder Cloudを作ってそこからOver Cloudを作る流れです。

Triple O

OpenStackをDeployするOpenStackです。Helionの関係でHPが熱心に活動していますが、RedHatも頑張っています。最初のOpenStackをunder Cloudと呼び、Production用のOpenStackをOver Cloudと呼びます。RedHatはRHEL OSP Installerどうするんだろうと疑問は尽きません。

Juju

Ubuntuの開発元であるCanonicalが開発しています。Juju自体はApplicationのDeployツールですがその一部としてOpenStackをDeploy出来ます。ハードデプロイツールであるMAASとJujuを組み合わせる事ででUbuntu環境で強力なApplicationの構築環境を作ることが出来ます。

Chef for Openstack

Chefを使ってOpenstackをインストールします。余り押さえてなかったですがParisのサミットで結構頑張ってました。活発に活動してますね。

まとめ

最後辺りはだんだん説明荒くなってしまいましたが、Install/Deploy部分が各ディストリビューションの違いとなっています。去年・今年はインストーラーにフォーカスが当たってましたが今後はCommunity側はTriple Oに統一する流れになると思われるので今あるそれぞれの違いも、Triple O1択になっていくのかもしれません。
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様々なOpenStackのインストーラー

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